梅雨でも働くミツバチ|Otani Bee Farm

梅雨の時期ですが合間に出る晴れの日にはミツバチは野の花を巡って飛び回っています。

この日は巣箱の内見が終わった後、しばらく巣門を出入りするミツバチたちを眺めていましたら、
戻ってくるミチバチたちが白と黄色の花粉ダンゴを持ち帰っていました。

あるミツバチは白い花粉を。

あるミツバチは黄色い花粉を。


ミツバチは、蜜を出す花や花粉などは、その花に先に到達したミツバチが巣に戻った時に仲間に「ダンス」を踊って場所を知らせると言います。


この白い花粉を持ち帰ったミツバチと、黄色い花粉を持ち帰ったミツバチは、
それぞれ違うミツバチの「ダンス」を見て、「どこそこに花粉があるんだな・・。」と
記憶して花粉を採りに行っているのですね。


そんなことを考えていると、この巣箱の中で何万といるミツバチたちがそれぞれコミュニケーションしながら生活を立てるために働いているんだなと思うと、いつも以上に愛おしい存在に思えてならなくなってしまいます。


そういえば今年の春先は、例年あるシランの花粉を背負ったミツバチは見当たらなかったなぁ。

Otani Bee Farm

埼玉県の武蔵丘陵にある嵐山町と日高市。その豊かな自然に咲く四季折々の花々。 Otani Bee Farm は、その豊かな自然の中で、 ミツバチたちと共にオーガニックな生はちみつを採っています。